道南

江差港 紅ずわい蟹漁船


江差の津花の国道やかもめ島入り口の直販所などで、「かに」と書かれたのぼりが目につきます。これは江差で水揚げされた紅ズワイガニを販売しているのぼりです。
紅ズワイガニは日本海の深海(約500メートルから2500メートル)に生息し、秋から初夏にかけて漁が行われます。漁法もズワイガニの底引き網漁と違い、カゴを沈めて入るのを待つカニカゴ漁で行われます。身は甘みがあり、おいしいカニですが、価格は安めで、そのままボイルや冷凍されて出荷されるほか、加工用の原料として活用されています。カニ肉を使用する食品の多くにこの紅ズワイガニが用いられ、私たちの最も身近にあるカニの一種かもしれません。
しかし、資源保護の影響か、江差で紅ズワイガニを水揚げしている船は、第五十八宝樹丸と第七十八宝樹丸だけとなっています。



第七十八宝樹丸と第五十八宝樹丸 江差港



第五十八宝樹丸 江差港



第五十八宝樹丸 江差港



第五十八宝樹丸 江差港



第七十八宝樹丸 江差港

アクセス:JR北海道函館駅より函館バスで約2時間 姥神町フェリー前で下車
     JR北海道木古内駅より函館バスで約1時間40分 姥神町フェリー前で下車





奥尻島 防潮堤

奥尻島では、平成5(1993)年7月12日に発生した北海道南西沖地震で甚大な被害を受けたことにより、当時の被害状況や教訓を基に様々な防災対策が実施されています。防潮堤は、その対策の一つで、津波から尊い人命や財産を守るため、津波が来襲した海岸沿いの居住区を中心に整備されています。総延長約14kmに及び、防潮堤の高さは最も高い場所で約11メートル、被災時の津波痕跡高を考慮して設計され、津波対策の基盤となっています。


青苗地区にそびえ立つ津波対策用防潮堤



津波対策用防潮堤



防潮堤の上に立つ。



防潮堤の陸(内)側。なぜか陸側に舟が1艇置いてあった。



青苗岬灯台。右に見える電波塔は携帯電話の中継塔。



青苗岬灯台。地震後は本灯台も被害を受けて倒壊した。































































ガイドブックには載らないディープな北海道