E001形は、JR東日本が所有する周遊型寝台列車 TRAIN SUITE 四季島 に使用される車両で、電動機による動力分散方式(MT比6M4T)の10両編成です。電化区間は電車のように架線集電により走行、非電化区間はディーゼル発電機(1・10号車に搭載)により発電した電力で走行するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ「EDC方式」を採用したことが大きな特徴です。走行性能は、最高運転速度が110km/h、起動加速度は1.5km/h/s、減速度は3.6km/h/sです。10両全てがJR東日本尾久車両センターに配置されています。車両の製造は川崎重工業が7両、総合車両製作所が3両を担当しました。川崎重工業製の7両が2016年9月15日、総合車両製作所製の3両が2017年2月27日付の新製扱いとなっています。


車体
 エクステリアデザインは、間取りや窓の形を、景色を愛で、人と語らい、ゆったりと寛ぐことを体験する象徴とし、外観からもそれを予感させるようなデザインとしています。車内のインテリアデザインは、伝統文化を振り返るだけでなく、未来の日本文化をデザインすることをコンセプトとし、木材・金属・漆・和紙などの日本古来からの伝統的な素材の風合いと性質を、実際の機能やニーズに生かすとともに、それらの組み合わせや色彩の融合により、新たな発見や非日常感を感じさせるデザインとしています。車内の各空間は四季をテーマとし、先頭車の展望室は春、5号車のラウンジは夏、6号車のダイニングは秋、各車両の個室は冬としています。外観塗装はシャンパンゴールドを基本として四季島向けに特別調合した「四季島ゴールド」とし、展望車の先端部分やラウンジカーの5号車のエントランスドア付近を黒で塗装しています。


電源・制御機器
 「EDC方式」を採用することで電化区間と非電化区間の両方で走行可能となるほか、電気方式は直流1,500 V、交流20 kV・50/60 Hz、交流25 kV・50 Hzの4電源方式に対応した交直流電車で、直流区間では架線の電源を2・3号車および8・9号車の屋根上に搭載されたパンタグラフから各電動車に搭載された主変換装置のVVVFインバータに直接送られますが、交流区間では2・9号車に搭載されたパンタグラフから搭載された主変圧器により降圧された後に各電動車に搭載された主変換装置に送られる方式で、架線の直流・交流電源の切替は屋根上に装備された交直切換器を切替えることで行われます。これにより、北海道新幹線向けに電圧が異なる青函トンネル内を含めたJR東日本・JR北海道のほぼすべての路線で自走が可能となっています。

参考:https://ja.wikipedia.org





周遊型寝台列車
「四季島」 E001形 室蘭本線





E001形主要諸元

形式 E001形
運用者 JR東日本
製造所 川崎重工業
総合車両所
製造年 2016年~
製造数 1編成10両
運用開始 2017年5月1日
投入先 TRAIN SUITE 四季島
編成 10両(6M4T) 
電気方式 直流1,500 V
交流20,000 V(50 / 60 Hz)
交流25,000 V(50 Hz)
非電化
最高運転速度 110 km/h
車体 アルミニウム合金 1 - 4・8 - 10号車
ステンレス鋼 5 - 7号車
台車  電動台車 DT83(先頭車)
     DT84(中間車)
付随車 TR266(4号車)
     TR267(5-7号車)
主電動機 かご形三相交流誘導電動機
MT75B
機関 DML57Z-G形
(MTU製12V 4000 R43L)
制御方式  VVVFインバータ制御
IGBT素子

1C4M制御
制動装置  回生ブレーキ併用
電気指令式空気ブレーキ
抑速ブレーキ
耐雪ブレーキ
直通予備ブレーキ
保安装置 ATS-P・ATS-Ps・ATS-DN
DS-ATC・RS-ATC





E001形編成表

配置:JR東日本尾久車両センター

形式 E001 E001 E001 E001 E001 E001 E001 E001 E001 E001 製造 新製日
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 川/総 2016/2017






















E001形